医師でない方は『
医者の1日』をどれだけ知っているでしょうか?
医者の家族、友人、Co-medical(コメディカル; 医師以外の医療従事者)、MR(製薬会社の営業担当)でも実態はあまり知らないかもしれません。
もちろん、医師によって、専門科によって生活はまったく違います。
うーん、何を書くか。
何が言いたいか。医者の1日を知ることによって、患者サイドの医者への誤解が解けることを期待しているのかな?
まぁ、取りあえず書いてみる。暇なら読んでみて。
松崎雅臣、39歳。独身。都内某T大学病院勤務の循環器内科医。
専門は虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞のこと; 血液が足らないことを虚血という)である。
AM6:50
『ふぅー』雅臣は気合いを入れ直すように、大きな溜め息をついた。
『松崎先生、きのうの当直きつかったですね』岡田昇は医師3年目、研修医あがりだ。
少し前まで強く射す日差しを避けるように、自然に足が日陰に向かっていたが、今はもうその強烈な日差しはなく、心地いい朝焼けが広がっている。もう10月だ。
いつものことだが、昨晩は一睡もできなかった。
雅臣は自動販売機でHOTかCOLDか迷いながら、HOTのブラック缶コーヒーを2つ買い、岡田へ向かって放り投げた。
『ありがとうございます』岡田は朝焼けに目をやり、一気に飲み干した。(この時期のHOTはあまり熱くない)
これからまた、夜中まで勤務であることをしばし忘れているようだ。
『あの患者、どう思う?』雅臣は岡田を試すように聞いてみた。
『あのVT(Ventricular tachycardia; 心室頻拍; 不整脈の一種で血圧を下げ命にかかわることもある)の人ですか?』無邪気とも言える答えだ。
(VTが問題なわけじゃない。今後の血行動態が問題なんだよ。)雅臣は心でつぶやいた。
『そう。今日はどうする?お前が主治医だよ』
つづくか!?
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別に誰が見ようが、何人が見ていようがあまり興味なかったのでアクセスの解析はしてませんでした。
試しに2日間解析ソフトを稼動させてみると『おい、こんなブログをこんなに見てんのかよ。ヤバイよー。』
うれし恥ずかしで困っています。
たぶんEinthoven先生にリンクしてもらったからでしょう。
『ヤバイぜっ! デジタル日本』を読んだ。
自他共に認める何をやってるかわからない人、ハイパーメディア・クリエーター高城剛氏の著書だ。約10年前の前作『デジタル日本人』を読んだときは、『へえー、へえー』みたいな印象だったのが今回は『ほー、ほーう』って感じに変わった。
あまり伝わらないな。この本で言いたいことはデジタル、ITの時代は終わった、次は何なの?ということのよう。結論から言えば、次に来るのはサブタイトルにもなっている『
ハイブリッド・スタイル』らしい。
これは新たに新しいものの創造ではなく、既に確立したものを複合することで新たな価値を見出そうということのようです。特にこれ自体は別に『ほー』とはならないわけですが、僕が反応したのはこの文中にある『
マルチスペシャリストの時代だ!』というところですね。著者はもちろんtechnology的な部分でこの言葉を使っているわけですが医師においてどうでしょう?
確かに『医者+弁護士』『医者+作家』『医者+政治家』みたいなマルチスペシャリストはそれなりに目にする。ただ、そういうことではなく医師は現代において、細分化された専門分野に重きを置きすぎているように思うわけ。医師は当然症状を有している人を目の前にすれば、話を聞き診察し検査をして診断する。病名がつけば治療に移るわけです。
つまり医療の根幹は
診察診断学+治療学で成り立っているわけです。
本当は『
心』とか言いたいところだけど、書きません!
日本の現代医療は後者の治療学にかなりのウエイトが置かれ、前者は軽視されているところがあると思う。
僕にとってのハイブリット、マルチスペシャリストとは初期医療における診察診断学をマルチに行える医師のことです。こういう医師が最近とくに少ないように思いますね。
治療学というのはイコール技術的なところがあるから、人類の貪欲さを考えると歯止めをかけることはできない。医療経済の抱える諸問題も多くは治療学においてだと思うが、診察診断学を簡便かつ正確に行える医師を増やすこと、そのためのツールを作ることは非常に有意義であると感じるわけだ。
ちょっと話はあらぬ方向へ行きましたが、発展した解釈として本著書の紹介とさせてもらいます。
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あぁー、書いてはいけないと思うけど書きたい、書きたい。あー、書きたいー!
今、横でナース達が会議?カンファレンス?をしている。
いつも思う。意味あるのか??って。
あぁー言っちゃったよ。まずいよー。
聞きたくなくても聞こえてしまう。今日の議題は『新人ナース教育について』らしい。
そこそこベテランのような看護師たちが新しく入った新人ナースの評価をしているようだ。
『**さんの態度は、何か気に食わない』と中堅どころのナース。
『そうそう、すぐ言い訳するんです』とチクる若め(ワカメ)ナース。
(さっき、『では会議を始めます』って言ってたじゃん。こんなの会議じゃないよ!)
女性だけの会議にはイライラすることが多い。何で議題について感情論が大多数なんだ?誰も方向修正しない。(おい、そこの師長。方向が違うだろ、司会進行しろよ)
(やばい、止まらない。誰か止めて!)
ひとり、男の看護師がいた。(お前、絶対イライラしてるだろう。納得いかないだろう。時間の無駄だと思っているだろう。)
油断していたようで『**君、どう思う?』と聞かれ『うーん、まぁそうですね』と。
(おい、男だろ。しっかりしろ。ぶちかませ!)
『・・・』
(ダメじゃん。)
いつも思うイライラと不満を書いちゃった。ごめんね、ナース。いつも感謝してるよ。
でもカンファレンスは雑談じゃない。まず要約してプレゼンするんだよ。具体例をダラダラしゃべるところじゃない!
あーあ、書いちゃった。後で消せばいっか。。。
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『日本人の40%は血圧が高め』なんてCMが流れている。さらに『日本人40%のメタボリックシンドロームである』なんかニュースで特集を組まれている。
正直、微妙...。
あなたはこれらを聞いてどう思いますか?『寿命』が延びることを頭に思い描いたなら、それ見当違いかもしれない。
たしかに高血圧やメタボリックシンドロームを改善すれば、『平均寿命』は延びるかもしれない。
しかし医者がみているのはもっと手前で、心筋梗塞や脳梗塞などの循環器疾患、脳血管疾患を主とした合併症の発症なんだ。
もちろん、心筋梗塞や脳梗塞で多くの人が亡くなっているのは事実。
しかし、直結はしてないんだなぁ、寿命と医療は。
わっかるかなぁ、わかんねえだろうなぁ。
そもそもあなたの『
寿命』は分からない。
私の『余命』も分からないのだ。
寿命を延ばすということを確実に遂行することは誰もできない。そこを本気で考え医療に接しなければ、とんでもない過ちを犯すことになる。
とか、マジメに言っても誰の興味もそそらないのは知ってるよー。
『
平均寿命』くらい知ってるよね?一応2003年のOECDデータでみると、日本人は長生きだね。
何でこんなに生きているの?男性78.4歳、女性85.3歳。
保健制度にもかかわるので一概には言えないが、平均寿命はある程度の医療水準の国なら1人あたり保健医療支出とは相関ははっきりしない。つまり金出せば長生きできるわけではないようだ。
医者がみているのは5年生存率改善だったり、合併症の予防だったりするわけで『
寿命』
自体をみているわけではないんだよ。本当は。
だって分からないから。
これは非常に重要なこと!それにまつわる小話でもしようか?とも思ったが、面倒だから止めとくか。
続く、かもしれない。
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CSに努めて早数週間。
CS(1) CS(2)ようやく効果が形になって出てきた。
最近は院内のいたる所に『医師に対する謝礼○はかたくお断りします』なんて書いてある。
そのせいか、患者サイドも気を使う。
かなりの御老体にもかかわらず、素早く白衣のポケットにinsert。
それもかなりのスピード。
どこにそんな体力が!いや筋力が!
しかし何をinsertされたかは明らかでない。まぁ感謝の手紙でしょうね、たぶん。
ありがたや、ありがたや。
昔は3回断ってから、それでもという時にやむを得ずinsertされろ、と先輩医師に言われたものだ。
最近は秒殺される。断る時間さえ与えてくれない。
時代は変わるねえ。